バルバドス Barbados
バルバドス(Barbados)はカリブ海の最東端、大西洋に面する美しい島国です。面積は約430平方キロメートル(種子島とほぼ同じ大きさ)、人口は約28万人。首都はブリッジタウン、公用語は英語。通貨はバルバドス・ドル(BBD)で、米ドルも広く使われています。
基本情報
- 首都:ブリッジタウン
- 公用語:英語
- 通貨:バルバドス・ドル(BBD)
- 日本との時差:-13時間
- 人口:約28万人
- 面積:430平方キロメートル
- 気候:熱帯海洋性気候
- 代表的な食事:フライングフィッシュとククー
- 特産物:砂糖、ラム
歴史
かつてはイギリスの植民地で、1966年に独立。さらに2021年には共和制へと移行し、国家として新たな一歩を踏み出しました。その歴史から、バルバドスは「リトル・イングランド(Little England)」と呼ばれることもあり、街並みや制度、ティー文化などにイギリスの影響が色濃く残っています。
自然と観光の魅力
白砂のビーチ、世界最高峰のラム、そして胸を打つ音楽のリズム。バルバドスは独自のアイデンティティを大切にする魅力的な島です。旅人はここで、心と身体をゆだねる贅沢な時間を過ごすことができます。
- カーライル・ベイ:真っ白な砂浜とターコイズブルーの海が広がる人気のビーチ。海中には沈没船もあり、ダイビングにも最適。
- ハリソンズ・ケーブ:鍾乳石と地下水が作り出す幻想的な地下洞窟。トラムツアーで探検可能。
- ブリッジタウン歴史地区:ユネスコ世界遺産に登録された旧市街。コロニアル様式の建物が並び、イギリス風庭園や教会も点在。
- イーストコーストのスープ・ボウル:世界的にも有名なサーフスポットで、国際大会も開催されます。
- アンダーニース・ザ・パームズ:海風と音楽が交差するカルチャースポット。ローカルの音楽と料理が楽しめるナイトスポットです。
グルメとラム文化
バルバドスは“ラムの故郷(The Birthplace of Rum)”としても有名で、世界最古のラム蒸留所「マウントゲイ・ラム(Mount Gay Rum)」は1703年創業。長い歴史と伝統を持ち、現在も世界中に高品質なラムを輸出しています。
ラムパンチやスパイスラム、フルーツラムなど多彩なバリエーションがあり、蒸留所ツアーやバーでのテイスティングが観光客に人気です。
食文化もバラエティ豊かで、「フライング・フィッシュとククー(トウモロコシとオクラの料理)」は国民食ともいえる存在。イギリス風のアフタヌーンティーや、地元のストリートフードも楽しめます。
バルバドスの音楽文化
バルバドスは、音楽シーンも活気に満ちています。特に「ベイジャン・ソカ(Bajan Soca)」は、島のエネルギーを体現するリズムとして、国内外のカーニバルで重要な役割を担っています。
⇒ バルバドスの音楽文化に関する詳細