バルバドス国会議事堂
Parliament Buildings
バルバドス国会議事堂(Parliament Buildings)は、バルバドスの首都ブリッジタウンにある、バルバドスの民主主義化の証となる遺産的建造物。
⇒ バルバドス国会議事堂の場所
民主主義化の記念碑
国会議事堂は、民主的な統治と建築遺産の重要な象徴です。島の植民地時代の歴史と、近代独立共和国への発展を垣間見ることができる魅力的な建物です。
現在の建物は、壊滅的な火災の後、1870年代に建設されましたが、下院と上院を通じて、国家の重要事項が議論され、法案が可決されるなど、今も活発な統治の中心地として機能しています。
民主主義化への歴史
バルバドスは1639年に、バミューダと並んで、イギリス植民地制度におけるウェストミンスター方式の民主的な統治を最も早く導入した島の一つです。
植民地時代、議会の代表は白人プランテーション所有者によって占められていました。彼らの最大の関心事は、特に砂糖生産と奴隷労働の搾取における経済的利益の保護でした。
1838年に奴隷解放された後も、バルバドス人の大多数を占める黒人は、政治参加から組織的に排除されていました。
人口の大多数を占める非土地所有者や女性は、自分たちの生活や生計に影響を与える決定が下される議会において、発言権をほとんど持っていませんでした。
1900年代半ばになってようやく成人参政権が実現し、バルバドスのすべての成人に投票権が与えられました。1951年12月の総選挙は、成人参政権下での最初の選挙でした。この画期的な出来事は、バルバドスにおける民主主義の意味を根本的に変革し、ついにすべての人々に政治参加の権利がもたらされたことを示しています。
壮麗な建築様式
カリブ海の熱帯気候に適応したビクトリア朝ゴシック様の建築は、見事な融合を誇っています。
東棟は下院と上院が、西棟は国立英雄ギャラリーと国会博物館が収容されています。
これらの堂々たる珊瑚石造りの建物は、19世紀のバルバドスの職人たちが地元の素材を用いて築き上げた熟練の技を物語っています。
特徴的なゴシック様式のアーチは、日中を通して光と影のドラマチックな戯れを生み出します。建物の珊瑚石造りのファサードは、長い年月をかけて美しく風化しており、厚い珊瑚石の壁はカリブ海の暑さから自然の断熱材として機能しています。
時計塔:ブリッジタウンの時を刻むもの
バルバドスの国旗を掲げる特徴的な時計塔は、建築上の象徴です。かつては地域住民や商店主にとって時を刻む便利な公共施設でしたが、今もなお街の大切なランドマークとなっています。
バルバドス国会議事堂の場所
Parliament Buildings :Broad St, Bridgetown, Saint Michael Barbados
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