カカオ

カリブ海のカカオについて

世界のチョコレートを支える、香り高き島々の恵み。
カリブ海地域では、単に美味しいカカオを生み出すだけでなく、人と自然を大切にする持続可能なカカオづくりが進められています。
一粒のカカオに込められた、農家の想いと自然への敬意が、世界のチョコレートファンを魅了しています。

生産者支援と環境保全の取り組み

• 小規模農家によるフェアトレードやオーガニック認証の取得で、生産者の生活向上と適正な対価を確保
• 伝統的な手法での栽培・発酵・乾燥を守り、品質と文化を継承
• 化学肥料や農薬を抑えた環境配慮型農業で森林や土壌を保護
• 国際的なNGOやチョコレートメーカーによる技術支援・教育プログラムも実施中

主なカカオ生産地の特徴と取り組み

ドミニカ共和国	フェアトレードとオーガニックの先進地。中南米最大級の高品質カカオ産地。
トリニダード・トバゴ	世界的に有名な「トリニタリオ種」発祥の地。政府主導で保護と研究が続く。
グレナダ	「カカオ・アイランド」。クラフトチョコレートと観光を融合した支援型モデルが注目。
ジャマイカ	小規模ながら丁寧な生産。アロマティックでフルーティーな風味が特徴。
ハイチ	生産者支援と復興支援が一体となったモデル。欧米のビーントゥバーブランドが使用。
キューバ	軽やかな酸味をもつ伝統品種を栽培。国内消費と観光向けにブランド開発が進行中。

カリブカカオはこんな人におすすめ

• シングルオリジンやビーントゥバーに興味がある
• 生産者や自然とのつながりを感じられるチョコレートを選びたい
• カリブの文化やフェアトレードに関心がある

カリブのカカオに関してのまとめ

カリブのカカオは、「味わう」ことが「支える」ことにつながるチョコレートです。
甘さの裏にある、自然と人の豊かな物語を感じてみませんか？

NPO CARIB JP