カリブ海でエコツーリズム
カリブ海といえば、白砂のビーチやリゾートを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかしその一方で、手つかずの自然と地域文化を大切にする “エコツーリズム” が、近年注目を集めています。
エコツーリズムとは?
単なる観光ではなく、自然・文化・人との調和を重視した旅のスタイル。
地域の人々と共に、環境を守りながら体験することが特徴です。
カリブ海エコツーリズムの魅力
◇ 手つかずの自然にふれる
- サンゴ礁やマングローブ、熱帯雨林、火山、滝など、多様な自然環境
- シュノーケリングやハイキング、カヤックなど、自然と一体になれるアクティビティが豊富
◇ 地域文化とのふれあい
- 農家ホームステイ、伝統音楽のワークショップ、ローカルマーケット訪問
- クレオール文化、スパイス農園、手工芸品など「人の暮らし」が見える体験
◇ 環境・社会に配慮した宿泊
- 再生可能エネルギーを使用したエコロッジ
- プラスチック使用を減らしたホテルや、現地食材中心のレストランなど
主なエコツーリズム先(例)
ドミニカ | 「ネイチャー・アイランド」:滝、温泉、ハイキングコースの宝庫 |
トリニダード・トバゴ | 野鳥観察、海亀の産卵ツアー、マングローブ探訪が人気 |
ジャマイカ | ブルーマウンテン・コーヒー農園体験、山岳トレッキングが魅力 |
セントルシア | 世界遺産「ピトン山」やボルカノ温泉、持続可能な海洋保護区あり |
ベリーズ | 世界2位の大サンゴ礁「ベリーズ・バリア・リーフ」でダイビングや環境学習 |
エコツーリズムがもたらすもの
- 地域経済への貢献:現地住民が案内や宿泊・食を提供することで、収入の直接支援に
- 環境教育の機会:観光を通じて、自然保護の大切さを実感できる
- 文化の尊重と継承:観光客との交流を通じて、伝統が未来へと受け継がれる
日本からのアクセスとポイント
- 日本からは米国・カナダ経由で主要島国へアクセス可能(マイアミ・トロント経由が主流)
- 都市型観光やリゾートでは得られない、深い学びとつながりを体験したい人におすすめ
- 個人旅行だけでなく、教育旅行やCSR研修にも活用されています
こんな人におすすめ
- 美しいだけでなく「意味のある旅」を求めている方
- 環境保護や地域とのつながりに関心がある方
- カリブ海の“素顔”を知りたい方
エコツーリズムは、旅する人と地域が“ともに豊かになる”未来型の旅のかたち。
カリブの本当の魅力にふれるなら、大自然の声を聞きに行きませんか?
NPO CARIB JP