ガイアナ協同共和国
Co-operative Republic of Guyana

通称ガイアナの正式和名はガイアナ協同共和国、英名は”Co-operative Republic of Guyana”。

ガイアナは、南アメリカ大陸の北東部に位置する英語を公用語とする唯一の国であり、カリブ共同体(CARICOM)の一員として、文化的にはカリブ諸国に分類されます。北は大西洋に面し、東はスリナム、西はベネズエラ、南はブラジルと国境を接しています。
面積は約21万5千平方キロメートル(日本の約半分)、人口は約80万人。首都はジョージタウン(Georgetown)。アフリカ系、インド系、先住民系、ヨーロッパ系、ポルトガル系、中国系など、多様な民族が共存する多文化国家です。

基本情報

ガイアナ Guyana

  • 首都:ジョージタウン
  • 公用語:英語
  • 通貨:ガイアナ・ドル(GYD)
  • 日本との時差:-13時間
  • 人口:約80.4万人
  • 面積:214,969平方キロメートル
  • 気候:熱帯モンスーン気候
  • 代表的な食事:ペッパーポット
  • 特産物:ボーキサイト、金、米


ガイアナは、「南米にあるカリブ」とも言える独特の文化を持つ国です。自然の壮大さ、多文化の共存、リズミカルな音楽と美味しい料理が揃ったこの国は、知れば知るほど奥深い魅力に満ちています。

自然と観光の魅力

  • カイエチュール滝:落差226m、世界で最も迫力のある滝の一つ。アマゾンの原生林に囲まれた絶景スポット。
  • イワクラマ熱帯雨林保護区:生物多様性の宝庫。ジャガーや多種多様な鳥類が生息。エコツーリズムにも力を入れている。
  • デメララ川沿いのジョージタウン:植民地時代の木造建築やセントジョージ大聖堂など、歴史と文化が感じられる美しい首都。
  • シェルビーチ:ウミガメの産卵地として知られる自然保護エリア。

グルメと文化

ガイアナの食文化は、アフリカ・インド・中国・ヨーロッパ・先住民の影響を受けたユニークな融合料理が特徴です。

  • ペッパーポット:カシリップ(キャッサバのソース)とスパイスで煮込んだガイアナ伝統のシチュー。
  • クックアップライス:豆や肉、ココナッツミルクを使った炊き込みご飯。
  • ロティ&カレー:インド系住民の家庭料理として広く普及。
  • マイブ(Mauby)やソレル(ハイビスカスの飲料):ローカルドリンクとして人気。

ガイアナの音楽文化

ガイアナは南米でありながら、音楽文化は完全にカリブ寄り。特にインド系・アフリカ系の影響を受けたジャンルが盛んです。
ガイアナの音楽文化に関する詳細

ガイアナの場所

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