セントクリストファー・ネービス連邦
Federation of Saint Christopher and Nevis

セントクリストファー・ネービスまたはセントキッツ・ネービスの正式名称は、セントクリストファー・ネービス連邦(英名:Federation of Saint Christopher and Nevis)。
東カリブ海に浮かぶセントキッツ島とネービス島から成る島国で、面積261平方キロメートル(101平方マイル)、人口約54,000人と、西半球で最も小さな主権国家です。首都は、大きい方の島であるセントキッツ島に位置するパセテールです。小さい方のネービス島は、浅いナローズ海峡をはさんで、セントキッツ島から南東約3キロ(2マイル)の距離にあります。

基本情報

セントクリストファー・ネービス

  • 首都:バセテール
  • 公用語:英語
  • 通貨:東カリブ・ドル(XCD)
  • 日本との時差:-13時間
  • 人口:約5.4万人
  • 面積:261平方キロメートル
  • 気候:熱帯気候
  • 代表的な食事:スティームフィッシュとダンプリング
  • 特産物:ラム、農産物


有名観光地

ブリムストーンヒル要塞

セントキッツ島

セントキッツ島のシュガーシティには、ゆったりとした優しい時間が流れています。緑したたる熱帯雨林、火山灰のビーチ、活気ある街並みを、太陽の光が照らし出します。約37キロ(23マイル)にわたり植物が生い茂り、いたるところに冒険が待ち受けています。
とはいえ、この島の真の魅力は人にあります。彼らが育む豊かな文化、息づく伝統、祖国への高い誇り。到着した瞬問から、潮風やカリブの音楽「ソカ」のリズム、地元の食材の味わいを感じられるでしょう。そよぐ木の葉や打ち寄せる波が、歴史をささやいてくれます。カリブ海で最初の英仏両国の植民地だったセントキッツは、単なる旅の目的地ではありません。ここで過ごす時間を存分に味わってください。
セントキッツ島観光局(英語)

ネービス島

ネービス島は、目を見張るような自然の美しさ、豊かな歴史、ユニークな文化で知られています。カリブ海に浮かぶネービス島を訪れる人は、手つかずの自然が残るビーチから壮大なネービスピークまで、冒険とくつろぎを完璧なバランスで楽しむことができます。
ネービス島観光局は、この島を訪れるすべての方が忘れられない体験をできるよう、ハイキング、ウォータースポーツ、史跡ツアーなど幅広いアクティビティを提供しています。唯一無二のリゾート地として、贅沢な時間を過ごしたい方も、その土地ならではの魅力に触れたい方も、温かなホスピタリティと親しみやすい雰囲気でお迎えいたします。ぜひネービス島へお越しください。楽園があなたを待っています!
ネービス島観光局(英語)

経済

セントキッツ・ネービスは、東カリブ諸国機構(OECS)および東カリブ通貨連合(ECCU)の加盟国です。気候変動の影響、自然災害、グローバル経済の低迷などの外的ショックに弱いものの、セントキッツ・ネービスの経済は今も強靭であり、観光産業と国際金融サービスが経済を後押しする原動力となって、高所得国に位置づけられています。国際通貨基金(IMF)は、観光産業の好調な実績と再生可能エネルギープロジェクトヘの期待から、2025年もセントキッツ・ネービスの経済成長が持続すると予測しています。

歴史

セントキッツ・ネービスは、ヨーロッパが最初に植民地化した島のひとつです。セントキッツ島は当初、イギリス、フランス両国のカリブ海への入植者の拠点であったことから、「西インド諸島の植民拠点」とも呼ばれました。カリブ海の英国領の中で最も独立が遅く、1983年に独立国家となりました。

政治

英連邦王国に属し、国家元首はチャールズ3世です。総督が国王の代理を務め、首相と内閣の助言に基づき職務を行います。国民議会で多数派を占める党の党首が首相を務め、内閣が国政を運営します。

セントクリストファー・ネービスの場所

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